ビタミンEは体に大事な栄養素です。3分間でビタミンEを学びましょう。
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種です。1922年にアメリカで、ハーバート・エバンスとキャサリン・ビショップによって発見されました。
ビタミンEを作用をするトコフェロールという物質は、天然にはα-、β-、γ-、δ-トコフェロールと、α-、β-、γ-、δ-トコトリエノーが、メチル基の位置によって8種類存在し、緑葉植物、海草類、甲殻類、魚類、高等植物などに広く分布しています。そのうち最も生理活性が強いのはα(アルファ)-トコフェロールで、生体内のトコフェロールの90%を占めています。日本人の食事摂取基準では、このα-トコフェロール量(mg)をビタミンEとしています。
ビタミンEは毛細血管の血行をよくしますので、皮膚のすみずみまで酸素と栄養素がいきわたり、肌はいきいきとします。肩こりや冷え性も予防効果がするといわれています。
ビタミンEは細胞膜や脂質に豊富に存在し、それ自体が酸化されることによって、多価不飽和脂肪酸の酸化を防止する抗酸化物質として働くと考えられており、医薬品、食品、、医薬品、栄養の補給、酸化防止剤として広く利用されています。
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ビタミンEは、老化の原因と考えられている過酸化脂質を分解し、細胞膜、生体膜を活性酸素から守り、心疾患や脳梗塞を予防してくれます。
また、酸素の利用効率を高め耐久力を増す、溶血性貧血を防ぐ、男性ホルモンなどの生成分泌にかかわり、生殖機能を維持するなどの働きがあります。ビタミンEは毛細血管の血行をよくしてくれますので、不足すると、しみやシワなど肌にトラブルが現れたり、血行が悪くなることにより、冷え性や肩こり、頭痛、しもやけといった症状の原因にもなります。細胞膜の脂質が酸化され損傷されることから、ごくまれに感覚障害や神経症状が起こることがあります。未熟児の場合赤血球がこわれておこる貧血が知られています。また網膜の退化、筋肉の虚弱、神経刺激の伝達が遅くなるなどの症状が現れることがありますが、ビタミンEの不足は、ヒトではほとんどみられません。
一方、過剰症では出血傾向になるという害がみられますが、これまで過剰摂取による有害作用(悪影響)は、ほとんど認められていません。ただし、最近の報告において、サプリメントとして過剰摂取すると死亡率が高まるとの報告も出されてはいますが、この量は日常の食生活での摂取量からかけ離れて多いことから、とり過ぎになる心配はほとんどありません。
種実類では、アーモンド、クルミ、ピスタチオ、ピーナッツ、オリーブ油、米油、サフラワー油、コーン油他の植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、レバー、牛肉、豚肉、ベーコン、かつお、さけ、たらこ、西洋かぼちゃ、アボカド、かぶ葉、だいこん葉、なばな、にら、赤ピーマン、モロヘイヤ、煎茶、玄米、小麦胚芽などにも多く含まれています。
特にビタミンCと一緒に摂取すると、CがEの抗酸化作用を高めてくれます。日本では使用量の上限を600mgとしていますが、アメリカでは1回の使用で体重60kgあたり800mg〜1000mgまでの使用を上限としています。ビタミンEは、積極的に取りたい栄養素のひとつです。
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